機動警察パトレイバー 劇場版
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2004/01/23
- メディア: DVD
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監督:押井 守
コンピューターのOS
中身がどのような仕組みになっているか知っているものが
この世にどれくらいあるだろう
その中にとんでもなく危ないものが潜んでいたらどうなるだろう
カミソリ後藤とも呼ばれる切れ者隊長の後藤
彼のリーダシップ(部下の篠原のモチベーションのあげ方)マネジメント力、
他部門への働きかけ、根回し、ピカイチの実力
このキャラだけでテキストが一本できるくらいの実力
舞台設定が、事件の鍵をにぎる星がなくなった状態のこの設定は新鮮
途中、街が人々が考える間もない内に荒廃し、また新しくなりそれが連続しておこっていく
日本が新首都を設置するため沿岸部を埋め立て人間本意に領地を拡大していく
またそれも人々が考える間もなく崩壊し、その間に問題はおこるも、それも荒廃とともに忘れ去られていくのでは
と警笛をならしている
そんな街の中に住む人はどのように自分を刻んでいくのか
嘲笑うかのような事件だった気がした
劇中のトマトを栽培畑、ハゼを釣りそんなアナログ的に見えるものが
対比的に表現されてより、舞台設定や時代を色濃く表現していた
機械はそれを作る人、整備する人、使う人の3種類しかいないって台詞が乙
その物語の時代の中でありうる危機を予想する押井監督はその中にイメージの世界で住んでいるのだろうな
と思いました
カヌカが乗っていた新型レイバー
デザインがスタイリッシュで戦闘の方法も格闘と気に入りました