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対談の再思考メモ

坂井先生と建築家隈研吾さんの対談(http://www.kkaa.co.jp/

原宿のau design studio


負ける建築
制約をうけいれるその中で生かす
制約はよろこび
制約がなければ制約を見つける

・予算が少ないなか、地元の木材を使ったコストの低い建築
・リゾート開発でも地元に木材を使う

・Great (Bamboo) Wall
中国の万里の頂上の建設禁止区域ぎりぎりにある
竹という素材 油を抜き腐食を防ぐ
設計した図面とリアルにできるもののGAP
現場の中国の方の動きが変動する
その結果途中自身を象徴するであろう建築にはならないだろうとおもっていた
“このプロジェクトはおわった”と当時はおもう
完成したものに対して中国の方が以外に喜んでいた
金いろのようなきらびやかなものが好きなイメージ

・仮設の茶室
空気をいれて、建築物を膨らまし建てる。ピーナツ型?繭型?
落書きやこわされないように頼まれた結果

・教科書に出てくるクラシカルな建築
内側を設計する
金沢と京都の職人に9割を1ヶ月で
現地の外国の方に1割を3ヶ月で
が印象的

・コンペで勝つには
シンプルなコンセプト
なぜなら、数ある中で浮き立たなければならないから
また、審査員の気持ちになることが重要
→社内やグループでコンペごっこをやると効果大

・構造素材だけでなく細部まで素材を初期段階から決めておく=洋服のデザインと同じ

・一つのプロジェクトで建築は完結するのではなく、一度失敗したこと、また一つのプロジェクトでは達成できなかったことは次に生かしたりまた挑戦する

・中に水を入れることで重量を調節できるLEGOブロックのようなパーツを組み合わせた建築をNYのMOMAで夏に発表する

【道中の会話】
・タクラム ハードとソフトという軸 デザインとエンジニアリングという軸
     全領域をカバーする会社 http://www.takram.com/

・鉛筆やナイフが使いやすいのはあたりまえ。
長い年月の中でトライ&エラーすることで、最も使いやすいであろう形状に進化した
デザインをする際に46回プロトタイプをつくる
これは短い時間の中で長い年月の経験をおしこむ作業
実際に観察してみて、トラブルシューティングをしていく

・記憶の引き出しの多さは再構築にある
その日会話したことを必死におもいだし、再構築する

・日本を海外に紹介するときの日本のオリジナリティ
ランドセル→幼少期の共通の経験、今でも小学生の記号
日本の朝食は、ほぼ海外産
ひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字にもわかるような編集、MIXされた文化
家の中では靴を脱ぐ→それにあわせたインテリア・設計
なかなかかわらない。守られている文化