K

えがおえ

高校からの
友達と電話していて


昔の話になった


高校のころ

その子がアメリカにいっていて文通をしていたときのこと

たった300円たらずの値段で国をこえる手紙に驚いてたこと
ポストを毎日チェックして
忘れた頃に届いたときのうれしさ

英語の先生に住所の書き方を聞いたこと

ブルドックの便箋

イノセントワールドを聞くとその子がグランドキャニオンにいる映像が浮かんでいた

あの頃

カラオケに行って
イエモンのジャムを熱唱していた自分

一緒に友達の浮気ぎわくを晴らすため
そいつを意味もなく呼び出したこと

浪人のときに
落ち込んでいるところ
単車で迎えにきてくれて
大学まで連れていってくれた
あのバイクの席の後ろから見た信号機

その帰りにスーパーで買い物をしたときのなんともいえないうれしい感覚


電話の話から
次々とイメージが浮かんだ
絵がでてきた

久々に高校の時の気持ちとあのときの皮膚感覚を体験できた


なんかすごく懐かしく
すごいあたたかい気持ちになれた



久しぶりに電話して
昔話にひたるのは

こんなにもいいもんかと

思わず幸せな日記を書きたくなった今朝5時です