K

帰りに

小田急の電車の中で

ワインボトルを一本もっていたら

西アフリカの人に

話かけられて

下北沢から新百合ヶ丘まで

まわし飲みして

二人でボトル一本空けました

手に持ったこの一本で話せたことがうれしかった

ワインボトルという形の共通認識と
アルコールという世界の共通認識

あきらかに電車の中に小さな
暖かく閉鎖的な空間ができていたとおもった