K

ふぁっしょん

先日ある美術館で
ふと立ち寄ったギャラリーでトークショーが行われていたのを聞いておもた

ファッションの歴史

60年代以降

百貨店のおしつけファッションの流れから

反逆する形式で現れた
原宿を中心とする自由なトレンド

以降20年周期に流れは変わり
現在はトレンドにないような
多様化したファッションが生まれている

これは流れに逆らおうとして

その流れとは違うといって
また小さな流れが多数できている

結局

人とは違うファッションをして奇抜な格好をして個性を出そうとしても

その格好が分類され

没個性化が起きてると思う

(例えばマンバは人と違う目立つという意味で自己表現をするも
マンバという分類にされ結局個人が見えない)


ファッションで
『人と違う』
格好をしたいと思って服を選ぶのは個人的には好きじゃない

流れに身をまかせ
『みんながカッコイイと言ってる』から選ぶ服も好きじゃない

自分が
『素直にかっこいい』
と思うモノを選び
結果として違ってるのはそれはいいと思う
(いろんなことから刺激や影響は受けてるんだけど)

生き方にも同じことがいえると僕はおもう


そういう意味でいうと
なんか今の
『いかに違うか』ファッションが
すごく空虚に思えるときがある

過度に表面的に飾るよりも
心の個性が重要なんじゃないかなと時々おもう

いいモノをきたい
カッコイイモノをきたい

表面や形の美学はすごくあると思う

ひきつけられるし

少し矛盾しているんですが…


新しいファッションを提案するようなことはすごく好きだ

なにか根本的に僕たちの心をくすぐるような根深い想いが隠されていてそれが形となって現れるような服が

マリリンモンローが
労働者の履物だった

デニムを身につけ世界を変えたみたいに

そこにはなにか時代に反逆した奥深い精神が感じとれる


そうだファッションって

なにか自分の心の深いメッセージが形となって表面に現れていれば
それに僕は深く感動し
魅力的だと思うんだ

つまりは

心と体の一貫性だ

で自分なりの答えが出た
夜中です


今日は朝6時に起きて散歩します


終わり